ai& 動画生成サービス利用規約
発効日:2026年8月21日
本ai& 動画生成サービス利用規約(以下「本動画規約」という。)は、ai&と顧客との間の契約であり、ai& Inference API利用規約(以下「API利用規約」という。)を参照するai&の提供物として、API利用規約を補完するものである。API利用規約は、引用により本動画規約に組み込まれる。本動画規約において定義されていない用語は、API利用規約における意味を有する。
本動画規約は、本サービスの動画生成機能(動画生成用APIエンドポイント(現在は /v1/videos 及びその後継エンドポイント)、動画生成に対応する提供モデル、ai&コンソールを通じて提供される動画プレイグラウンド、並びにこれらに関連するツール、ドキュメント及び機能を含む。)へのアクセス及びその利用(以下総称して「本動画サービス」(Video Services)という。)に適用される。本動画規約は、顧客が本動画規約に電子的に同意した日(ai&コンソールにおいて本動画サービスを有効化した場合を含む。)、又は顧客若しくはそのユーザーが最初に本動画サービスにアクセスした日のいずれか早い日(以下「動画規約発効日」という。)に効力を生じるものとする。本動画規約における英字の条項番号(例:第F.2項)への言及は、API利用規約を明示する場合を除き、本動画規約の条項への言及とする。
ご注意:本動画規約は、API利用規約を補完するものであり、これに代わるものではない。顧客が本動画規約に同意しない場合、顧客は本動画サービスにアクセスし、又はこれを利用してはならない。この場合であっても、API利用規約に基づく本動画サービス以外の本サービスの利用には影響しない。
A. API利用規約との関係
A.1. 優先順位 本動画規約は、本動画サービスにのみ適用される。本動画サービスに関して本動画規約とAPI利用規約との間に齟齬がある場合、本動画規約が優先するものとする。本動画サービス以外の本サービスについては、引き続きAPI利用規約が変更なく適用される。本動画規約と、動画生成に対応する提供モデルに適用されるモデル提供者規約との間に齟齬がある場合、API利用規約第A.2項に定めるとおり、当該提供モデル及びその出力データの利用については、モデル提供者規約が優先するものとする。
A.2. ポリシー等の適用 顧客による本動画サービスの利用には、利用ポリシー(合成メディアに関する別紙を含む。)、提供地域ポリシー、DPA及び料金ページ(いずれもAPI利用規約に基づき組み込まれるもの)が適用される。
A.3. 完全合意への組込み 本動画規約は、API利用規約第M.9項に定める両当事者間の完全な合意の一部を構成する。
A.4. 特約及び注文書 API利用規約に基づき、又はこれに関連して締結された注文書、特約その他の補足文書(企業向け特約、データ処理補遺又はゼロデータ保持特約を含む。)は、当該文書が本動画サービス又は本動画規約を明示的に参照する場合に限り、本動画サービスに適用され、本動画規約を変更するものとする。当該文書中に、API利用規約又は両当事者間の合意に優先する旨の一般的な記載があった場合であっても、同様とする。本動画サービス又は本動画規約を明示的に参照しない当該文書は、本動画サービス以外の本サービスにのみ適用されるものと解釈される。
B. 本動画サービス
B.1. 非同期ジョブ方式 本動画サービスは、非同期のジョブ方式により運用される。すなわち、顧客が生成リクエスト(以下「動画ジョブ」という。)を送信すると、ジョブ識別子が発行され、顧客は、処理状況及び完了後の出力データを取得する。動画ジョブは待機列に置かれることがあり、生成時間及び待機時間は、需要、指定されたパラメータ及び利用可能な処理能力に応じて変動する。
B.2. サービスレベルの不存在 API利用規約は本動画サービスに関するサービスレベルのコミットメントを含まず、ai&は、注文書に明示的に定める場合を除き、本動画サービスに関して、本動画サービスのAPIエンドポイントの可用性、動画ジョブのレイテンシー、待機時間又は完了時間に関するものを含め、いかなるサービスレベルのコミットメントも行わない。本サービスに起因する事由により完了しなかった動画ジョブについては課金されず、当該動画ジョブについて控除されたクレジットは復元されるものとする。
B.3. 提供モデル 本動画サービスを通じて利用可能な動画生成対応の提供モデル及び各提供モデルに適用されるモデル提供者規約は、料金ページのモデルカタログにおいて特定される。API利用規約第K.2項(提供モデルに関する知的財産権請求)は、動画生成対応の各提供モデルに適用される。モデル提供者による防御又は補償のコミットメントについて第K.2項に基づく引継ぎ(パススルー)が利用可能か否かは、当該提供モデルのモデルカタログの記載において特定される。
B.4. コンソール動画プレイグラウンド ai&コンソール内の動画プレイグラウンドは、本動画サービスの一部であり、顧客のアカウントの下で顧客及びその権限を有する要員のみが利用することができる。コンソールのプレイグラウンドにおいて生成されたコンテンツは顧客コンテンツであり、本動画規約が適用される。
B.5. ベータ版としての提供 本動画サービスは、ベータ版として提供される。本動画規約又はAPI利用規約における別段の定めにかかわらず、ai&は、ベータ期間中、通知により、本動画サービス又はその機能を変更し、制限し、停止し、又は廃止することができるものとする。
C. メディア入力データ
C.1. 定義 「メディア入力データ」とは、顧客又はそのユーザーが入力データとして本動画サービスに送信した画像、動画、音声その他のメディア(参照画像並びに最初及び最後のフレームを指定するための条件付けメディアを含む。)をいう。「合成メディア」とは、本動画サービスの出力データのうち、生成され、又は実質的に改変された動画、画像又は音声のコンテンツをいう。API利用規約の適用上、メディア入力データは入力データに、合成メディアは出力データに、それぞれ該当する。
C.2. 表明及び保証 顧客は、各メディア入力データについて、以下の事項を表明し、保証するものとし、また、メディア入力データを送信する各ユーザーが送信の時点で以下の事項を確認(証明)することを確保するものとする。
⒜ 顧客又は送信を行うユーザーが、当該メディア入力データを所有し、又はコンテンツ生成のためにこれを送信するのに必要な全ての権利、ライセンス、同意及び許諾を有していること。
⒝ 当該メディア入力データに写っている識別可能な各個人が、コンテンツ生成のために自己の肖像が利用されることに同意していること。
⒞ 当該メディア入力データに18歳未満の者が写っていないこと。
⒟ 当該メディア入力データに違法なコンテンツが含まれておらず、かつ、その送信及び処理が適用法令又は第三者の権利に違反しないこと。
C.3. スクリーニング 顧客は、ai&が、自動化されたシステム(当該システムによりフラグが付され、又は第E条に基づき通報されたコンテンツについては、人によるレビューを含む。)を用いてメディア入力データ、プロンプト及び出力データをスクリーニングすることができること、並びに、本動画規約、利用ポリシー又は適用法令への違反が生じるとai&が合理的に判断する場合には、メディア入力データ、動画ジョブ若しくは出力データを拒絶し、ブロックし、若しくは削除し、又はAPI利用規約第I.3項に定めるところに従い本動画サービスを停止することができることを了承し、これに同意する。スクリーニングは、本動画規約に基づく顧客の責任を免除するものではなく、また、ai&によるコンテンツの承認又はレビューを構成するものでもない。
D. 合成メディア
D.1. 来歴表示 ai&は、合成メディアに、電子透かし、コンテンツクレデンシャルその他の機械可読な来歴メタデータ(以下「来歴表示」という。)を埋め込むことができる。顧客は、来歴表示を除去し、改変し、不明瞭にし、又は回避してはならず、ユーザー又は第三者によるこれらの行為を許容してはならないものとする。
D.2. 開示義務 顧客は、顧客による合成メディアの展開及び配布に適用される全ての法令(コンテンツが人工的に生成され、又は加工されたものであることを開示する義務(適用される場合には、欧州議会及び理事会規則(EU)2024/1689(EU AI法)に基づき利用者(deployer)に適用される透明性義務等)を含む。)の遵守について責任を負うものとし、そのユーザーに対して対応する義務を課すものとする。
D.3. 禁止される利用 API利用規約第D.4項及び利用ポリシーの適用を妨げることなく、顧客は、以下のコンテンツを作成し、送信し、又は配布するために本動画サービスを利用してはならず、また、ユーザー又は第三者による当該利用を試み、又は許容してはならないものとする。
⒜ 未成年者を描写し、又は描写しているように見える性的コンテンツ(架空のもの、様式化されたもの又はアニメーションによるものを含む、あらゆる形態のもの)。
⒝ 識別可能な個人の、本人の文書化された同意のない、私的な又は性的な画像。
⒞ 開示なく実在の個人になりすますコンテンツ、又は実在の個人の合成による描写を真正なものとして提示するコンテンツ。
⒟ 選挙若しくは市民的手続に関連して欺くことを意図したコンテンツ、又は詐欺、詐取、フィッシング若しくはソーシャルエンジニアリング(本人確認、生体検知(ライブネス検知)若しくは顧客確認(KYC)のためのシステムの回避を含む。)のためのコンテンツ。
⒠ 個人に対するハラスメント、つきまとい若しくは名誉毀損に該当するコンテンツ、又は暴力若しくはテロリズムを扇動し、若しくは賛美するコンテンツ。
⒡ 第三者の著作権、商標権、パブリシティ権又はプライバシー権を侵害するコンテンツ。
⒢ 生成され、利用され、又は配布される法域においてわいせつなコンテンツその他違法なコンテンツ。
D.4. 利用に関する責任 両当事者間においては、顧客及びそのユーザーによる合成メディアの利用、公表及び配布については、顧客が単独で責任を負うものとする。API利用規約第D.3項所定の了解事項は、合成メディアに適用される。これには、合成メディアが不正確であり得ること、固有のものであるとは限らないこと、及び顧客のユースケースへの適切性について顧客が評価しなければならないことを含む。
E. 通報、削除及び協力
E.1. 通報窓口 本動画規約又は適用法令に違反して本動画サービスを通じて生成され、又は配布されたコンテンツに関する通報は、usage-report@aiand.com(利用ポリシーにより設置された通報窓口)宛に、又はai&コンソール内の通報機能を通じて行うことができる。顧客は、合成メディアを公衆に提供するサービスにおいて、当該コンテンツを通報するための合理的にアクセス可能な手段を提供するものとする。
E.2. 私的画像 ai&が保存する合成メディアが、識別可能な個人を本人の同意なく私的な又は性的なコンテンツにおいて描写している旨の有効な通報を受領した場合、ai&は、48時間以内に当該通報に係るコンテンツを削除するものとし、ai&の管理下にあるシステム内の同一の複製を特定し、削除するよう合理的な努力を払うものとする。顧客は、合成メディアを公衆に提供するサービスについて、同等の削除プロセスを維持するものとする。
E.3. 児童性的虐待コンテンツ ai&は、本動画規約又はAPI利用規約の他のいかなる定めにもかかわらず、適用法令により要求され、又は許容される範囲で、児童性的虐待コンテンツの疑いのあるコンテンツを、関連するアカウント情報及び利用情報とともに保全し、捜査機関その他の管轄当局に通報することができる。
E.4. 協力 顧客は、本動画サービスを通じて生成されたコンテンツに関するai&の合理的な要請及び有効な法的手続(本E条及びAPI利用規約第D.2項に基づく要請を含む。)に協力しなければならない。
F. 保存、データ所在地及び保持
F.1. 動画出力データの保存 本動画サービスにより生成された合成メディア及び動画ジョブの処理中のメディア入力データは、日本国内に所在するオブジェクトストレージ・インフラストラクチャー上に保存される。API利用規約第C.2項は、何らの制限なく本動画サービスに適用される。合成メディアは、配信のみを目的として一時的に日本国外でコンテンツをキャッシュすることのあるコンテンツ配信インフラストラクチャーを通じて顧客及びそのユーザーに配信されることがある。当該キャッシュは通過中のデータであり、日本国外における顧客コンテンツの保存には該当しない。
F.2. 取得期間及び削除 合成メディアは、当該動画ジョブの完了後30日間(以下「取得期間」という。)、取得可能な状態に置かれる。取得期間の経過後、ai&は、当該合成メディアを本番システムから自動的に削除する。顧客は、保持を希望する合成メディアを、取得期間の満了前に取得し、保存する責任を負うものとする。
F.3. メディア入力データ API利用規約第C.3項にかかわらず、ai&は、当該動画ジョブの完了又は失敗の後速やかに、メディア入力データを本番システムから削除するものとする。但し、ai&は、本動画規約第C.3項所定のスクリーニングによりフラグが付され、又は第E条に基づき通報されたメディア入力データ、動画ジョブ又は出力データを、違反の疑いの調査及び対処のために合理的に必要な期間、及び適用法令により要求される期間、保持することができる。
F.4. 同意記録 ai&は、上記の削除スケジュールにかかわらず、コンプライアンスの記録として、顧客及びユーザーによる本動画規約への同意並びに本動画規約第C.2項所定の確認(証明)の記録(タイムスタンプ及びファイル識別子を含む。)をログに記録し、保持することができる。
G. ユーザー及び利用資格
G.1. 年齢 顧客は、本動画サービス、及び本動画サービスの機能が提供される顧客の製品又はサービスが、18歳未満の者により利用されないことを確保するものとする。
G.2. ユーザーへの義務の賦課 顧客は、API利用規約第A.1項及び第D条に定めるところに従い、そのユーザーに対し、本動画規約第C条、第D条、第E.1項、第E.2項及び第G.1項と同等以上のai&保護水準の義務を課すものとし、ユーザーによる遵守について責任を負うものとする。顧客は、そのユーザーに対し、提供モデルに適用されるモデル提供者規約(地域制限及び利用制限を含む。)が本動画サービス及び出力データの利用に適用されることを周知するものとする。
G.3. 消費者 顧客が消費者契約法(平成12年法律第61号。その後の改正を含む。)にいう消費者として本動画サービスを利用する個人である場合、本動画規約又はAPI利用規約における別段の定めにかかわらず、⒜本動画規約及びAPI利用規約のいかなる定めも、ai&の故意又は重過失に起因する損害についてのai&の責任を排除し、又は制限するものではなく、⒝同法により顧客との関係で無効となる条項は、適用法令により認められる最大限の範囲でのみ適用され、⒞その他の条項は、引き続き完全な効力を有するものとする。
H. 利用料
H.1. 料金 動画ジョブの利用料は、API利用規約第H条に従い、料金ページ所定の料率により顧客の前払クレジット残高から控除される。完了しなかった動画ジョブに係るクレジットについては、本動画規約第B.2項が適用される。
I. 補償
I.1. API利用規約第K.3項の明確化 疑義を避けるために付言すると、API利用規約第K.3項にいう「ai&関連請求」には、⒜メディア入力データ(描写された個人の権利の侵害又はプライバシー、パブリシティ若しくは肖像に関する権利の侵害の主張を含む。)、及び⒝顧客又はそのユーザーによる、本動画規約、利用ポリシー又は適用法令に違反した合成メディアの利用、公表又は配布に起因し、又は関連する、第三者による請求、訴訟又は法的手続を含む。
J. 期間、変更及び存続
J.1. 期間 本動画規約は、動画規約発効日に効力を生じ、API利用規約が終了する時、又は顧客による本動画サービスへのアクセスが終了する時のいずれか早い時まで存続する。本動画規約のみの終了は、API利用規約を終了させるものではない。
J.2. 変更 本動画規約の変更には、API利用規約第M.3項が適用される。
J.3. 存続 本動画規約第C.2項、第D条、第E条、第F.3項、第F.4項及び第I条は、API利用規約第I.4項に基づき存続する条項とともに、本動画規約の解除又は終了後も存続するものとする。
J.4. 言語 本動画規約は、日本語版を正文とする。参照の便宜のために英語版その他の言語による翻訳が作成された場合であっても、日本語版と当該翻訳との間に齟齬又は矛盾があるときは、日本語版が優先するものとする。